2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧
五月が終わろうとしていますが、振り返ってみると今月はボラが高かった月ですね。 投げが投げを呼ぶ展開で、105を割るような展開もみせたことを考えると、 自動売買の人とか大きな損したのかもしれません。 ところで、減損会計の続きをちょっと。 土地に対す…
企業会計と株式投資に興味がある人であれば、ぜひおすすめしておきたいWebサイトがあります。 小石川経理研究所 このなかの「企業財務記事ウォッチャー」、このコンテンツは要チェックです。 週に一回、月曜日ぐらいに更新がかけられていますが、繁忙期には…
今日のネタは、夕刊フジ関係の記事ネタです。 ZAKZAKにあった「UFJ頭取のクビ飛ばした監査法人の正体」です。 要約するなら、監査法人が従来と態度を変えたために、UFJがぶっとんだという内容です。 ちなみに担当監査法人は中央青山監査法人で、山一證券や足…
決算書という言葉はF/Sを指していると考えられますが、 商法では計算書類、証取法では有価証券報告書によりそれが開示されます。 この二法、会社の財政状態及び経営成績を開示するという目的は同じですが、 根拠法の違いにより表現方法が異なっているため、 …
リース資産は固定資産と同じといわれたりします。 これは、資産の使用という点に着目すると正しく、 所有という点に着目すると正しくありません。 しかし、資産を持つ理由が使用するためであることを考えれば、 所有権がなくとも、使用権が得られれば支障は…
来年、商法が大きく改正される予定なのはご存知だと思います。 そして、法人に対する負担が減る一方で、 個人への負担が増えている現状も周知のとおりです。 今も昔もお金持ちは会社を作っているわけですが、 今後ますます法人格をもつことが有利になるので…
来月の今頃は3月決算の株主総会シーズンです。 株主総会の2週間前には招集通知なので、そろそろ準備で忙しい時期です。 会計監査人の監査報告書も、さらに前に準備されますから、 今ぐらいの時期が会計監査の成果物仕上げの時期でもあります。 ということは…
さて、昨日の続き。 IPO後の株価の話ですが、端的に言ってしまうと、 ・アガル ・サガル のどちらかしかありません。 分類するのならば、 1 IPO後上がり続ける 2 IPO後下がり続ける 3 IPO後少し上がって下がり始める というところでしょうか。 1の銘柄を掴め…
今年に入ってからのIPO銘柄で、公募価格を公開初値が下回ったのは、 今のところなかったように記憶しています。 (日立システムアンドサービス(3735.t)が同価格だったハズ) 2月から3月にかけては、100%上昇はあまりありませんでしたが、 3月中旬から100%…
昨日の話の続きです。 テーマは減損会計適用時期の違いによる企業評価です。 減損会計を適用するパターンとして、 A 平成16年3月期において早々期適用 B 平成17年3月期において早期適用 C 平成18年3月期において適用 の3パターンがありえます(中間からの適…
今日は会計の話です。 減損会計の早々期適用が始まっているのはご存知だと思いますが、 固定資産を減損したときには、税効果会計も関連してきます。 減損を行ったときに、実質的な評価減が発生するわけですが、 これについては税務上は損金算入できません。 …
業績が悪化、もしくは伸び悩んだ企業があったとします。 その理由説明にて、 「デフレが・・・」「景気低迷が・・・」「他社が・・・」 といった文言が並ぶことがあります。 これらは、自社は悪くなく、自社以外の原因であると、 外部に責任を転嫁する言い訳…
商売をするにあたっては、何らかの財かサービスを提供することになります(以下提供物)。 この提供物ですが、必ず何かを素材としています。 エネルギー産業であれば、石炭などの原始資源です。 小売業であれば、各種仕入商品です。 コンサルであれば、サー…
決算発表とともに、業績修正が相次いでいるのをみながら、ふと予算について考えました。 企業において予算とは、経営の一手段に過ぎません。 経営目標を達成するための手段である予算は、たまに自己目的化します。 地図に喩えられることからもわかるように、…
本日は344円安。一時、12,000円台であったことから考えると、15%ほど飛んでしまった計算です。 イラクの行方、原油高騰、北朝鮮会談の行方、UFJの行動、三菱自動車の迷走、 この辺は大きな混乱要因となっているのでしょうが、いまいちインパクトに欠けま…
企業の貸借対照表をみると、まず現金及び預金という勘定科目があります。 この勘定科目の内訳は、現金と預金(普通・当座・別段・納税準備・定期etc)なわけですが、 貸借対照表日における投資に回っていない資金といえます。 成熟業界であれば、黙って自己…
なかなかにすごい発言をしています。 戦争を考えたときに、 ・勝たなければ負け ・負けなければ勝ち という表現がされることがあります。 今回のブッシュ発言を受けるなら、 「アメリカに対するテロが0にならない限り、勝ちではない」 という意味でしょうか…
2002/9月以来となる、北朝鮮訪問が電撃的に決定しました。 パウエルの支持を得ているところをみると、日本独自路線といえるかは微妙なところです。 但し、この株価下落局面でなんらかの外交アクションを行ったことは、 下手な景気対策するよりも、株価対策と…
新興市場といえば聞こえはいいですが、別名ハイリスク市場ともいいます。 ただ、ハイリスクだから悪いわけではなく、ハイリターンを生む銘柄もあるわけです。 同じ長期保有を考えるなら、東証1部とかよりはこっちのほうが面白いと思いますし、 実際自分の購…
湾岸戦争後の最高値圏に突入とのことです。 世界的な景気回復気運が高まる中、エネルギー需要が伸びると予測されることから、 メインのエネルギーである石油が高騰してくるのはやむをえないのでしょう。 今回に関しては、いよいよ中国も輸入を拡大してくるで…
トヨタが連結純利益を1兆1620億円という大台にのせました。 上場するために数億円の利益をなんとか確保しようとしている会社もあることを考えると、 やはり大企業は違うと改めて思います。 おしも押されぬ日本を代表する会社の好決算。 明日の市場に好材料と…
今日は派手に下がりました。500円の急落です。 でも、上げ続ける相場がないように、下げ続ける相場もないはず。 前触れのない動きには、前触れのないブレーキがかかりやすく、 そのような場合には、得てして行きすぎの動きになりやすい。 タイミング逃さず、…
今回のイラクでアメリカが行ったことにより、アラブとの関係悪化は避けられないことから、 自由貿易の前提である良好な外交関係という点でアメリカにケチがついたのは間違いないでしょう。 国力が為替相場にも影響を与えることを考えると、ドルが弱くなって…
会社や組織の不祥事が発生した場合、 日本ではトップが責任をとって辞任することが多いです。 管理不足の責任をとらされていることになりますが、 謝罪の上で反省の意を述べ辞任した場合、 それ以上の追求がなされることは少ないというのも特徴でしょう。 一…
福田官房長官が辞任したことからふと思い出しましたが、 一昔前に退職給付会計を導入するにあたって、積立不足の問題がありました。 会社によってはいまだに会計基準変更時差異が残っているところもあるのかもしれませんが、 即時償却したところは、株価の上…
三菱ふそうから逮捕者がでてしまいました。 組織的な隠ぺい工作が失敗したことになりますが、 そもそも隠ぺいしなければならないこと自体をしてはならないはずです。 コンプライアンスが叫ばれて久しく、法令遵守という訳語も広まっています。 しかしながら…
役務の提供を主業務にする業種では、 なにはともあれ人材が重要なことは間違いありません。 機械で代替できない、つまりマニュアル化できない部分が残っているようなところは、 人材流出が否応なく、組織力の未来を暗示してしまうことになるのでしょう。 コ…
15歳未満の子どもの人数が、1781万人で過去最低水準とのことです。 総人口に占める割合も13.9%と、諸外国(アメリカ・中国)の20%水準に比べて低い水準になってます。 子どもの数が減るということは、子どもターゲットの企業の先行きが厳しくなるわけであ…
GWで日本のマーケットは休みですが、普通に海外ではマーケットが開いています。 日本のインデックスにしても、海外では先物などで取引されてます。 ちなみに今のところ、11500円後半が先物価格になってます。 4日・5日にどんな材料がでるのかが、きになると…
感覚的なものですが、ここ1ヶ月は下落傾向のように思います。 だからといって、11000円を割ってくるという感じは受けてはいませんが、 500円/1ヶ月の上昇幅でじりじりあがりそうな雰囲気ではありません。 よくあるきっかけまちの状態なんでしょうが、企業決…