減損会計の適用状況 4
今日は回収可能価額に売却価額(正味売却価額)を用いているケースについて、
どんな価額によって算定しているかをみておこうと思います。
土地
不動産鑑定評価額
路線価
公示価格
建物
不動産鑑定評価額
固定資産税評価額
税法規定等に基づく残存価額
ほぼ時価と考えられるものが使用されているようです。
残存価額については?の部分もありますが。。。
さて、それ以外に気になったところをみてみますと、
ワコールの「第三者による買付証明書等」というのは目立ちます。
第三者性を証明するのはなかなか難しいところですが。。。
また、近隣売買事例もありますが、
これはもしかして、近隣売買事例をわざとつりあげることができれば、
評価額も必然的に高くなるわけで。。。
まぁ、不動産鑑定評価の方法のひとつですし、大丈夫といえば大丈夫なのかも。
∮今日のヒトリゴト
明日が休みというのはなんともうれしいものです。