減損会計の適用状況 3



減損損失を測定するためには、
回収可能価額を算定する必要があります。
回収可能価額とされるものには、使用価格と売却価額がありますが、
今回は使用価格の中で用いられている割引率について見ていこうと思います。


経営財務no.2686を参考にすると、
下は1.2%の日本触媒から、
上は10%の大和工商リースまで、
実に8.8%の差があることになります。


割引率の算定方法については、
・税引前資本コスト
・加重平均資本コスト(WACC)
・個々の資産の利回り
などなど、様々なものがあったようです。
資本コストという名称自体はまだまだ一般的ではないですから、
その道のプロの支援により算定してるんでしょうねぇ。


∮今日のヒトリゴト


祝日が二回あると、一週間が短いですねぇ。