メディア・リンクスの余波



今は上場廃止になっていなくなってますが、
メディア・リンクスの過去の決算が架空取引との見方が強まっています。


正直、大損ぶっこいた銘柄ですので思い出したくないのですが、
架空取引に関係した企業を巻き添えにしながら、また表舞台へ登場してきました。


以前のブログで書いたのですが、
新規上場の銘柄でチェックしておいたほうがいい箇所として、
大株主の状況を挙げました。
これは、上場によるキャピタルゲインを考えると、
架空売上を作ってでも上場させたいという誘因が存在することが1つの理由です。
よって、大株主の状況に本業が別にあるVCらしきものが入っていたり、
その関係者(要は役員)がいたりすると、注意したほうがいいということになります。


定量的なファンダメンタルやテクニカルではないのですけれど、
こういった定性的な部分も無視できなくなってきていると思います。
リスク情報や大株主、コンプライアンスといった情報については、
有価証券報告書を読むことから始めたほうがよさそうです。


今回のこのメディア・リンクス事件ですが、
どのぐらいの影響がでてくるのか、
短期的な新興市場については、実名がでたときのインパクトは大きそうです。
特に、ライブドアには影響が大きいのではないかと。。。


∮今日のヒトリゴト


買い時が訪れているような銘柄が増えてきました、
チャンスと見れば動かないと損なのですけれど。