会計士2次試験合格者はどこへいく



リクルートの関係で思ったこと。
採用の際に、どのあたり見ているのだろうと雑談したところ、
専門学校の模試の成績という意見が多々ありました。


でも、専門学校の模試って本番じゃないから、
いかさまやろうと思えば不可能ではないはず。
平日の部と週末の部で試験が分けられていれば、
先行する試験の方の人に、問題をチェックしてもらえばいいだけですから。


今後、就職活動が厳しくなって、
そのときの判断基準が専門学校の模試となれば、
それを踏まえた動きをする人もでてくるでしょう。
あくまで自己申告ですから、
履歴書に正直に書かないという選択肢もありますけどね。。。


さて、そこで出てきた話なのですが、
専門学校の模試の成績よりも、合格が予想できるものはあるか?となりました。
意見としては、
「短答式の成績」
「論文式自己採点の有無」
の2つが上がりました。


「短答式の成績」については、
ボーダーを軽く越えている人であれば、
普通は論文式は通ってくるだろうということです。
良くも悪くも満遍なく点数が取れる人なわけですから、
範囲が広い論文式においても、上位にきているはずということですね。
ただし、応用力の短答式と、総合力の論文式では、
求められている力が違うという意見もありました。


「論文式自己採点の有無」については、
自信をもって結果を予測できる人でなければ、
やっぱり受からないのではないかということです。
手ごたえがない状態のときは、
怖くて採点できなかったという話もでました。
各科目、おおよそいくつぐらい取れているかの感覚のある人であれば、
合格確率は高いといえるかもしれません。


しかし、これらについても問題点があって、
結局のところ履歴書段階で考えれば、自己申告でしかないんですよね。
内定だすかださないかの判断って、やっぱり難しいものです。


∮今日のヒトリゴト


内定出したのに不合格だったりすると、
出した側でも補充に動かないといけないから大変ですよね。
中小の監査法人ですと、内定者が不合格になったりして、
再募集かけたりしますから、当日のチェックは欠かせないはずです。